リゾート挙式後、会食とパーティどちらを選ぶ?
〜会場貸切の原則と、演出・費用・進行の違いを徹底解説〜
はじめに
海外やリゾート地での挙式後、「ゲストとどんな時間を過ごすか」はとても大きな選択ポイント。
“会食(食事会)”にするか、“パーティ(簡易披露宴)”にするか――
それぞれの特徴や注意点をしっかり知って、自分たちらしいアフターウェディングを叶えましょう。
1. 「会食」とは? シンプルな食事を楽しむ、少人数向けアットホームスタイル
- 挙式後、ご家族や親しい友人と落ち着いて食事を楽しむだけのシンプルなプラン。
- 進行表や特別な演出はなく、自由な歓談と食事を中心に過ごします。
- 会場貸切は少人数では困難、最低営業保証料金(ミニマムチャージ)が設定されることが多いからです。
- 貸切ではない為、個室がない限り他のお客様と隣り合わせになる席となります。
【会食タイムテーブル例・注意点】
- 基本的に食事代だけなのでそれほど高くない。
- 閉店時間が厳守となり延長不可。遅刻した場合も短縮されます。
- 終了後は速やかに退店が求められる場合もあります。
2. 「パーティ」とは? 進行・演出を盛り込んだセミ披露宴スタイル
- 会食よりも演出や進行がしっかりした、簡易的な披露宴スタイル。
- マイクや音響・モニター・プロジェクター等の設備が整い、好きなBGMや映像演出もOK。
- パーティースタイルの場合は日本人のパーティーマスター(司会)が仕切るケースが多く、日本流の安心感も魅力。
【パーティタイムテーブル例】
- 原則会場貸切
- 最大2時間まで延長可能(要事前相談・追加料金)
- プロカメラマンの撮影や各種演出も組み込みやすいのが特長。
Ocean Horizon Room (10〜40名)
Skyline Suite(12名まで)
Azure Room(10名まで)
3. 会食とパーティの「自由度・演出の違い」まとめ
項目 | 会食 | パーティ |
音楽 | 会場のBGM(選べない) | 好きな曲を流せる |
映像演出 | 不可 | オープニング・生い立ちムービーなど上映可 |
スピーチや余興 | なし | 友人スピーチ・余興・手紙朗読など可能 |
記念撮影 | 食事中の自由撮影、プロの撮影不可 | タイミングを決めて全員で撮影可能、プロの撮影可能 |
準備の手軽さ | シンプル | タイムテーブル作成・演出相談等が必要 |
おすすめ人数 | 10名以下がベスト | 10名〜20名以上も対応可 |
時間延長 | 不可(お店の閉店時間に合わせて完全終了) | 可能(最大1時間まで延長可、要事前相談・追加料金) |
貸切時の料金 | 原則会場貸切。最低営業保証料金があり高額になることが多い | 原則会場貸切。パッケージ料金設定が多く費用把握しやすい |
司会進行 | なし | 日本人パーティーマスターが仕切るケースが多い |
4. どちらを選ぶ?決め方のヒント
- ゲストの顔ぶれや人数:家族中心・少人数なら「会食」、友人や幅広いゲストを呼ぶなら「パーティ」
- 理想の過ごし方:ゆったり歓談を楽しみたいなら「会食」、思い出や感謝を形に残したい・演出も楽しみたいなら「パーティ」
- 準備やコスト感:会食は手軽、パーティはやや準備多め&費用もプラス
まとめ
リゾート挙式後の過ごし方は、「ふたりが大切にしたいこと」「ゲストへの思い」「現地会場のルールや費用感」などさまざまな視点で選ぶのがベストです。
会食もパーティも、それぞれにしかない魅力があります。
プライベート空間を大切にしつつ、日本語司会の安心感も活かして、自分たちらしいアフターウェディングをぜひ実現してください。
会食もパーティも、それぞれにしかない魅力があります。
プライベート空間を大切にしつつ、日本語司会の安心感も活かして、自分たちらしいアフターウェディングをぜひ実現してください。