🇦🇺 オーストラリアに年に何度も出張するスタッフが教える「持って行って良かったもの」ベスト10

✈️ はじめに

「スーツケースの中、何を入れたらいいんだろう？」——
初めてのオーストラリア旅行や、ハネムーン・ウエディングフォトで訪れる方から、よくそんな質問をいただきます。

この記事では、毎月オーストラリア各地（シドニー・メルボルン・パース・ケアンズなど）に出張しているスタッフが、実際に使って「これは本当に持って行って良かった！」と感じたアイテムだけを厳選してご紹介します。
オーストラリアへのハネムーンや挙式、ウエディングフォトで役立つリアルな持ち物リストです。

これからオーストラリアへ行く方、特にウエディングフォトや挙式を控えているカップルの皆さまに、きっと役立つ情報です。
初めてのオーストラリア旅行ではなかなか気づけないポイントも多く取り上げていますので、ぜひ快適で思い出に残るハネムーンの準備にお役立てください。

🥇 ① eSIM（またはプリペイドSIM）

現地通信はeSIMが圧倒的に便利。
日本で事前に設定しておけば、到着後すぐにインターネットが使えます。
空港でSIMカードを探す必要もなく、Googleマップ・翻訳アプリ・配車アプリもスムーズ。

💡おすすめは Holafly（オラフライ）。
日本語対応で設定が簡単、オーストラリア主要通信会社（Telstra／Optus）に対応しており、通信も安定しています。
データ無制限プランもあり、到着後すぐに使える安心感が魅力。
そのほか、AiraloやUbigiなども人気の選択肢です。

Holafly（オラフライ）公式

💧 🥈 ② 浄水器付きマイボトル

都市部の水道水は飲めますが、郊外では飲料水の確保が難しいこともあります。
**浄水機能付きボトル（BRITA／GRAYLなど）**があれば、ホテルや公園の蛇口からでも安全に飲料水を確保可能。

オーストラリアのミネラルウォーターは**1本約4ドル（約400円）**が一般的で、2本購入で安くなる場合もありますが、
旅行中に毎日何本も買うことを考えると、浄水ボトルを持参した方が圧倒的に経済的です。
ペットボトルを買う手間が減り、環境にも優しい選択です。

さらに、国内移動の際の搭乗時にもマイボトルは大活躍。
空港の保安検査では空の状態で通過し、搭乗口付近の給水エリアで補充が可能です。
そのため、空港の売店や機内で飲料を購入する無駄な出費を防ぐこともできます。

BRITA浄水器ボトル

空港の搭乗ゲートの近くには給水スペースが設けられています。

💳 🥉 ③ クレジットカード（タッチ式対応）

日本でよく使われている**QR決済（PayPay・LINE Pay・楽天ペイなど）や交通系IC（Suica・PASMOなど）**は、オーストラリアではほとんど利用できません。
現地ではこれらの決済システムが普及しておらず、レジで提示しても対応していないお店がほとんどです。

そのため、Visa・Mastercardなどのタッチ決済対応カード、もしくはApple Pay / Google Payに登録したカードを使うのが安心・確実です。
特に公共交通機関も都市部ではクレジットカードのタッチでそのまま乗車可能なので、旅行中の支払いがとてもスムーズになります。

シドニーのセントジェームス駅　改札

🍵 ④ 粉末タイプのお茶（緑茶・烏龍茶・ルイボスティー）

旅先で意外と恋しくなるのが“日本のお茶”。
オーストラリアではカフェ文化が主流で、コンビニで手に入る飲料水は、炭酸系、エナジードリンク系が大半です。緑茶や烏龍茶を手に入れるのが難しいこともあります。
そこでおすすめなのが、粉末タイプのお茶を持参すること。

水やお湯にサッと溶かすだけで簡単に飲め、荷物もかさばりません。
水出し緑茶はすっきりリフレッシュに、烏龍茶は食事のお供に、ルイボスティーはカフェインレスで夜にも◎。
ホテルの客室や観光中のマイボトルにも便利で、現地の飲料代節約にもつながります。

💡おすすめ：伊藤園「お〜いお茶 粉末タイプ」、日東紅茶「粉末烏龍茶」、ティーブティック「ルイボスティー パウダー」など

粉末タイプのお茶（緑茶・烏龍茶・ルイボスティー）

🎧 ⑤ ワイヤレスイヤフォン

長時間のフライトや移動中に欠かせない必需品。
機内で映画を観たり、観光中に音楽を聴いたり、カフェで静かに過ごしたい時にも便利ですが、実は一番重宝するのは徒歩で移動中のナビ利用時です。

GoogleマップやAppleマップのナビ機能を使う際、イヤホンで案内音声を聞けるため、道に迷いにくく安心して観光を楽しめます。
特にオーストラリアの都市部は交差点が広く、信号や車線が複雑な場所もあるため、音声案内があるとスムーズに移動できます。

また、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンなら、飛行機・電車・バスの走行音を抑えて快適。
さらに、電車やバスに乗っている際もナビを起動しておけば、目的地の駅や停留所に近づいたタイミングで通知や音声で知らせてくれるため、乗り過ごし防止にも役立ちます。

🔌 ⑥ USB-A ケーブル

スマホやカメラ、モバイルバッテリーなどの充電には、一般的なUSBケーブルを持っていくことが重要です。
オーストラリアのホテルやレンタカーでは、USB-A接続タイプのポートが主流。
そのため、USB-A対応ケーブルを1〜2本持参しておくと安心です。
なお、USB-Cケーブルが利用できるシーンはまだ少ないため、USB-A中心に準備しておくのがおすすめです。特に飛行機の機内はUSB-Aタイプがまだまだ多い！

🔋 ⑦ モバイルバッテリー

観光中はマップやカメラを頻繁に使うため、バッテリー消耗が早いです。
10,000mAh以上の軽量モデルを持っておけば、外出中も安心。
飛行機の持ち込みは100Wh以下に制限されています。

💄 ⑧ 保湿クリーム＆リップクリーム

紫外線が強く乾燥しやすいオーストラリアでは、保湿対策が必須。
お気に入りの日本製スキンケアを持参すれば、肌荒れや唇の乾燥を防げます。
また、現地では定番の**LUCAS’ PAPAW OINTMENT（ルーカス ポーポー オイントメント）**もおすすめ。
パパイヤ由来の万能バームで、リップケアだけでなく手荒れや虫刺され後のケアにも使えると人気です。
スーパーやドラッグストアで簡単に購入できます。

🔌 ⑨ 変換プラグ（Oタイプ）

オーストラリアのコンセントは「Oタイプ」で、日本のプラグはそのままでは使えません。
マルチ対応変換プラグを1つ持っておくと、他の国でも使えて便利です。
日本では100円ショップなどでも購入できることがありますが、
現地で購入すると数千円かかる場合もあるため、出発前に必ず準備しておくのがおすすめです。

変換プラグ（Oタイプ）

⚡ ⑩ 延長コード

ホテルのコンセントが遠い、数が少ないといった場面が多いため、
USBポート付きの延長コードがあると同時に複数デバイスを充電できて便利です。
また、ベッドサイドにコンセントがない場合にも重宝します。
夜のうちに充電しておき、翌朝スマホのアラームを使うときも手元に置いておけるため安心。
スマホのアラームを利用する方は、コンセント位置が離れていると気づかないこともあるため、
延長コードがあると快適に過ごせます。

🌏 まとめ：これだけで旅の快適度が劇的にアップ！

オーストラリアはキャッシュレス化・エコ化が進んでおり、
**「eSIM・浄水ボトル・タッチ式カード」**が新時代の旅行三種の神器。

現地で買うと高価なものも多いため、
出発前に日本でしっかり準備しておくのがベストです。
少しの工夫が、ストレスのない理想の旅を叶えます。