最近のハワイ挙式事情|物価高・円安で変わる海外ウエディングの選択肢

最近のハワイ挙式事情|物価高・円安で変わる海外ウエディングの選択肢

最近のハワイ挙式事情|物価高・円安で変わる海外ウエディングの選択肢

海外ウエディングの代名詞とも言える「ハワイ挙式」。
透き通る海、青い空、南国の風が運ぶ香り…。多くのカップルが憧れるハワイですが、ここ数年、その事情に大きな変化が起きています。

物価高騰と円安のダブルパンチ

ハワイでは、物価の上昇が止まりません。
特に顕著なのが、以下の費用の高騰です。

  • 料理・飲料費
     食材費の高騰やレストラン・ホテルの値上げで、一人当たりの料理単価が大幅アップ。

  • 装花・装飾費
     輸入コストの上昇で、ブーケや会場装飾の価格が急騰。

  • 人件費
     現地スタッフの賃金上昇により、ヘアメイクやコーディネーター費用も軒並み値上がり。

そもそもハワイは太平洋の真ん中に浮かぶ島であるため、物資をすべて本土や海外から運ぶ必要があり、輸送コストが増大しているのも大きな要因です。
さらに円安の影響も加わり、日本円での支払い総額は以前より大幅に高くなる傾向です。

二人きり婚が増加中

「ハワイで挙式したいけれど、家族や友人を呼ぶと費用がかさむ…」
そんな悩みを抱えるカップルが増え、最近では二人きりで挙式を行う“エロープメント”スタイルを選ぶ方も多いです。

確かに二人だけなら、会場使用料や食事会費用、ゲスト送迎などの費用を大幅に削減できます。
しかし、家族や友人を招待する場合は、今のハワイ挙式では最終的に支払う費用として300万円以上になることが想定されます。
「人生に一度の思い出だから妥協はしたくないけど、さすがに高すぎる…」と感じる方が少なくありません。

ハワイ挙式で我慢しなければならないこと

ハワイ挙式は本当に魅力的です。
しかし現実には、予算を抑えるために挙式の内容を削らざるを得ないカップルが多いのも事実です。

例えば費用を抑えるために

  • 参加者を減らす
     家族や友人に声をかける人数を絞ったり、二人挙式に切り替えるケースが増えています。
     本当は大切な人たち全員に立ち会ってほしいのに、それが叶わないことに寂しさを感じる方も少なくありません。

  • 会食をやめる
     披露宴や食事会を取り止めることで大幅に費用をカットするケースもあります。

  • フォトツアーのロケーションを減らす
     行きたい撮影スポットを絞り込み、撮影時間を短縮することで費用を抑えるカップルもいます。

  • ビデオ撮影をやめる
     ムービーを諦めて写真だけにする例も多く見られます。

「一生に一度だからこそ、全部やりたい」というカップルほど、悔しさが残る選択となりやすいのです。

一方で、ゴールドコーストなら会食もフォトツアーもビデオ撮影も、そして家族や友人を招くことも諦めずに、150万円以内に収まる傾向があります。
内容を削らなくてもハワイと同等の満足感が得られるのは、大きな魅力と言えるでしょう。

アジア挙式という選択肢も

費用を抑えたいという理由から、アジアエリアを検討するカップルも少なくありません。
たしかに物価の安さは魅力ですが、意外に挙式費用は他の国と変わらないという声も多いのが現状です。

さらに以下のような不安を感じる方も少なくありません。

  • 「家族が本当に行きたい国なのか?」という心理的なハードル

  • 衛生面の不安

  • 治安に対する心配

  • 観光が限られ、滞在中の楽しみが少ない場合がある

特に家族や親族が同行する場合は、**「安心して旅行を楽しめるかどうか」**が非常に重要なポイントになります。
せっかくの晴れの日だからこそ、安心感を重視する方が多いのも事実です。

ゴールドコーストの魅力が光る理由

「ハワイに憧れるけれど、予算的に厳しい」という方にぜひ知ってほしいのが、オーストラリアのゴールドコーストです。

  • 物価が比較的安定
     ハワイよりも物価が落ち着いており、会場費用や人件費が抑えられるケースが多いです。レストランやホテルも、豪華さを保ちながらコストパフォーマンスが良い点が魅力です。

  • 美しいロケーション
     白い砂浜、エメラルドグリーンの海、青く澄んだ空。サーファーズパラダイスをはじめ、絵に描いたようなビーチが続きます。
     さらにゴールドコーストから車で30分ほど走れば、世界遺産の熱帯雨林が広がる山岳地帯や滝が点在するナチュラルスポットへ行けるのも大きな魅力。ビーチだけでなく、大自然の中でのフォト撮影も人気です。

  • 観光も充実
     ゴールドコーストはビーチリゾートでありながら都市的な側面も持ち合わせています。大型ショッピングモールやおしゃれなカフェ、地元産のフルーツを楽しめるマーケットなど、滞在中の楽しみが尽きません。
     また、ドリームワールド、ムービーワールド、シーワールドといったテーマパークも充実。家族旅行を兼ねて訪れる方も多く、同行者にも喜ばれる場所です。

  • フォトジェニックなスポットが豊富
     ゴールドコーストはフォトスポットの宝庫。長く続く桟橋や高層ビル群を背景にした都会的なショットも撮れますし、サンセットビーチのロマンチックな撮影もおすすめ。夜景も美しく、夜の撮影を希望するカップルも増えています。

  • 治安や衛生面の安心感
     オーストラリアは治安が良く、医療体制も整っています。清潔な都市環境やビーチの管理も徹底されており、衛生面での心配が少ないのは大きな安心ポイントです。特に親世代や小さなお子様連れの家族にも喜ばれます。

  • 日本からのアクセスも良好
     直行便も増え、飛行時間も比較的短いためゲストの負担も軽減。時差もほとんどないので、到着したその日から思い切り遊べるのも魅力です。

例えばゴールドコーストなら、コロナ前の2019年の海外挙式の平均的費用と変わらない150万円以内に収まる傾向があります。
ハワイで300万円以上かかるところ、同等のクオリティを保ちながら大幅にコストを抑えられるのは、これから海外挙式を検討する方にとって大きな魅力です。

さらに「オーストラリアでの挙式は珍しく、ゲストにとっても新鮮」という声も多く、SNS映えする写真を撮りたいカップルにも人気が高まりつつあります。

理想の海外ウエディングを見つけよう

物価高や円安で、ハワイ挙式がますます高嶺の花に感じられる今。
しかし、海外ウエディングはハワイだけではありません。オーストラリアをはじめ、さまざまな国で素敵な挙式が叶います。

「海外ウエディングは予算的に無理かも…」と諦める前に、ぜひ他の候補地も調べてみてください。
あなたにぴったりの“運命のロケーション”が、きっと見つかるはずです。
予算も安心、そして大切な人たちと一生の思い出を作れる海外挙式を、ぜひ叶えてくださいね。

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