ケアンズのウエディングフォトが“特別”な理由

オーストラリア北部に位置するケアンズは、グレートバリアリーフや世界最古の熱帯雨林など、自然の宝庫。ビーチだけでなく、緑あふれるジャングル、滝や渓流といった多彩なロケーションが一度に楽しめる場所として、ウエディングフォトにも絶大な人気を誇ります。

しかし、ケアンズでの撮影を計画するなら「時期選び」がとても重要です。

撮影にベストなシーズンは【7月〜10月】だけ

ケアンズは熱帯性気候のため、11月〜翌年4月までは雨季となり、1ヶ月に15〜20日以上が雨になる月もあります。特に2月は雨天日数18日以上とされており、撮影スケジュールに大きく影響する可能性があります。

一方で、**7月〜10月は「乾季」**にあたり、晴天率が非常に高いのが特徴。日中の気温も20〜28度前後で過ごしやすく、湿度も低いため、ドレスやスーツでも快適に撮影ができます。

撮影ロケーションは「海」と「森」の両方を楽しめる

ケアンズならではの魅力は、ロケーションのバリエーション。

▷ トロピカルビーチ

真っ白な砂浜に透き通った海、椰子の木が揺れるビーチは、まさに南国の楽園。朝焼けやサンセットを背景にした写真は、自然の中での誓いを象徴する一枚に。

▷ 熱帯雨林＆滝スポット

ケアンズ郊外にはユネスコ世界遺産に登録されているデインツリー熱帯雨林をはじめ、緑に囲まれた神秘的なロケーションが点在。苔むすジャングルや、滝のそばでのショットは、他の都市では叶えられない神秘的な写真に。

撮影時期を間違えないために

雨季に入ってからのケアンズは、天候によってロケーションが大きく制限される可能性があります。ビーチの砂が濡れていたり、足元がぬかるんだり、ジャングルエリアが立ち入り禁止になる場合もあります。

そのため、ベストシーズンである7月〜10月の撮影予約は早めがおすすめ。特に9月〜10月は日本の秋婚シーズンとも重なり、問い合わせが集中します。

まとめ｜自然美を最大限に活かすなら、ケアンズは7月〜10月が最適

ケアンズの魅力は、手つかずの自然の中で撮影できること。ただしその魅力を最大限に活かすには、シーズン選びが重要です。

「トロピカルなビーチで」「神秘的な森の中で」「滝の音を背景に」——そんなシーンを叶えたいなら、7月〜10月にぜひケアンズでのウエディングフォトを検討してみてください。

11月以降に撮影を検討している方へ｜代替ロケーションのご提案

ケアンズは美しいロケーションが魅力ですが、11月以降は本格的な雨季に入り、天候の急変や撮影中止のリスクが高まります。そんな時は、他のエリアでの撮影を視野に入れてみてはいかがでしょうか？

他の都市でもビーチ撮影は可能

ゴールドコースト、シドニーのビーチは美しいビーチ多数あり

▶ ゴールドコースト（QLD州）

11月でも比較的安定した晴天が続くエリア。白砂のビーチと都会的な街並みを組み合わせたロケーション撮影が人気です。リゾート感と利便性を兼ね備えており、ビーチ＋街フォトを両方楽しみたい方におすすめ。

▶ シドニー（NSW州）

オペラハウスやハーバーブリッジなどのランドマークを背景にした撮影が可能。気候は比較的温暖で、11月〜12月はジャカランダの紫の花が咲き誇る時期でもあります。歴史ある教会やクラシックな街並みとの相性も抜群です。

▶ パース（WA州）

オーストラリア西海岸に位置するパースは、海に沈む夕日（サンセット）撮影が可能な数少ない都市。11月は春の終盤で、透明度の高い海とワイルドフラワーの季節が重なる、ベストタイミングです。

季節と地域を上手に選ぶことで、理想の一枚に出会える

ウエディングフォトは「どこで撮るか」だけでなく、「いつ撮るか」も大切な要素。ケアンズは乾季の7月〜10月に、その魅力を最大限に発揮するエリアですが、11月以降の撮影なら、他の都市のベストシーズンを活かした選択肢も数多くあります。

ご希望の雰囲気、撮影時期、ご旅行のスケジュールに合わせて、最適なロケーションをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。