オーストラリアの雨季とフォトウエディングの最適時期を解説|失敗しない都市選びガイド

オーストラリアの雨季とフォトウエディングの最適時期を解説|失敗しない都市選びガイド

失敗しない!オーストラリアでフォトウエディングするなら雨季の有無をチェックしよう

オーストラリアでのフォトウエディングは、青い海や手つかずの自然、歴史を感じる街並みを背景に、
一生に残るロマンチックな写真が撮れる人気の選択肢です。

しかし、気をつけたいのが「雨季の存在」
実は、都市によっては毎年決まった時期に雨が多く、タイミングを誤ると大切な撮影が雨で台無し…なんてことも。

この記事では、雨季がある都市・ない都市を一覧で紹介し、撮影に最適なベストシーズンをエリア別に詳しく解説します。

「せっかくなら、青空の下で最高の一枚を残したい!」
そんなカップルにこそ読んでいただきたい、撮影時期選びの決定版ガイドです。

☔ 雨季がある都市と撮影に注意すべき時期

オーストラリア北部の熱帯エリアには、毎年決まった時期にスコールや雷雨が発生する「雨季」があります。
この時期に撮影を計画すると、突然の豪雨や湿気によってメイクやヘアスタイルに影響が出たり、ロケーション撮影が中止になるリスクも。

ここでは、雨季のある代表的な都市とその注意点を解説します。

ケアンズ|雨季:11月〜5月(特に12〜3月は要注意)

世界遺産のグレートバリアリーフやトロピカルな自然が魅力のケアンズ。
しかし、11月〜5月にかけては熱帯モンスーン気候の影響で、連日のスコールや高湿度に見舞われることが多くなります。

✅ 撮影におすすめの時期:6月〜10月(乾季)


ダーウィン|雨季:11月〜4月

北端に位置するダーウィンは、モンスーンの影響で雷雨や突発的な豪雨が頻発します。
観光シーズンとしても閑散期となるため、この時期の撮影はあまりおすすめできません。

✅ 撮影におすすめの時期:5月〜10月


タウンズビル|雨季:12月〜3月

ケアンズと同じく、短時間の激しい雨が多い熱帯サバナ気候。
乾季になると天気は安定し、空の色がとても美しくなるため、リゾートらしい爽やかな写真が残せます。

✅ 撮影におすすめの時期:5月〜10月

ケアンズをおすすめしない理由

ケアンズは、世界遺産の熱帯雨林やグレートバリアリーフに囲まれた自然豊かなリゾート地として知られています。
しかし、フォトウエディングのロケ地としては、あまりおすすめできません。

理由は、年間の約半分が雨季にあたり、湿度が非常に高く、突然のスコールに見舞われることが多いためです。
特に11月〜5月は、日中の撮影が難しいほどの激しい雨や蒸し暑さが続く時期もあり、ヘアメイクやドレスのコンディション維持が非常に困難になります。

また、ケアンズは歴史的建築やヨーロッパ調の街並みといったフォトスポットは限られており、
「ビーチや自然だけでは物足りない」「街並みも撮影したい」という方には、シドニーやメルボルンなど、他都市の方がはるかに魅力的です。

自然の美しさは確かですが、「フォトウエディングのロケ地」としてはリスクが大きい都市であることを、事前にしっかりご理解いただくことをおすすめします。


☀ 雨季がなく、年間を通じて撮影しやすい都市

南部や中東部の都市では「明確な雨季」はなく、年間を通じて比較的安定した天候が続きます。
その中でも、特に撮影に向いている都市をご紹介します。

シドニー|春と秋がベストシーズン

オーストラリア最大の都市で、海・街並み・歴史的建築がすべて揃う撮影ロケーションが豊富。
年間を通して降雨はあるものの、春(9〜11月)・秋(3〜5月)は快晴が多く、湿度も低めです。


メルボルン|天気の変化に注意しながら柔軟に撮影を

「四季が1日に訪れる」とも言われるメルボルン。天気の移り変わりが激しいため、撮影スケジュールには予備日を確保するのがおすすめ。
街並みがヨーロッパのようで、クラシカルな雰囲気のウエディングフォトが撮れます。

 


パース|晴天率No.1の都市!

西オーストラリア州の州都・パースは、年間を通じて最も晴天が多い都市
冬(6〜8月)に少し雨が増える程度で、春〜秋は快晴の日が続きます。乾燥した空気と青空が美しい写真を演出してくれます。


📸 フォトウエディングを成功させる「都市と時期」の選び方

最後に、気候をもとに選ぶおすすめの都市と撮影時期を整理します。

地域 おすすめ都市 ベストシーズン 特徴
北部(雨季あり) ケアンズ/ダーウィン 6月〜10月(乾季) 自然・ビーチ・リゾート感。雨季を避けることが最重要。
東部 シドニー/ブリスベン 春(9〜11月)・秋(3〜5月) 海と街が両立。天候も穏やかで撮影に最適。
南部 メルボルン/アデレード 春・秋〜初夏 街並み撮影が映える。気候の変化に注意。
西部 パース 9月〜12月、3〜5月 安定した晴天。ヨーロッパ風の街並み+自然。

 ☀️ ビーチ撮影は「晴天ありき」だから天候に大きく左右される

✅ 特徴

  • 青い空、エメラルドの海、白い砂浜が魅力のビーチ撮影では、晴天でなければ絵になりにくい

  • 曇天・雨天だと、空と海のコントラストが失われ、期待していた「南国らしさ」が出ない

  • 特に新婦のテンション・モチベーションが下がるケースが多く、撮影に影響する。

✅ よくある心理的影響

「せっかくの海外ビーチなのに、どんより空だと残念…」
「ドレスも濡れるし、足元も不安定で楽しめない」


🏙 街並み撮影は「光と質感の演出」で、天候の影響を受けにくい

✅ 特徴

  • レンガ造りや石畳、アーケード、カフェ前などの街撮りは、多少の曇りでも雰囲気が出やすい

  • 晴天よりも柔らかい光の方が人物が映えることも多く、撮影としてはむしろ好条件。

  • 撮影スポットに屋根や庇があるため、雨天でも撮影続行が可能なケースが多い。

✅ よくある心理的影響

「曇ってても雰囲気あるね」「海外の街並みってやっぱり絵になる」
→ 撮影後の満足度が高く、テンションを保ちやすい。


🎯 結論|ビーチは晴天勝負、街並みは天候に強い

撮影スタイル 天候による影響 撮影リスク モチベーション維持しやすさ
ビーチ 非常に大きい 雨・曇りで印象が激変 下がりやすい(天候依存型)
街並み 比較的少ない 曇天でも雰囲気が出る 維持しやすい(演出力で補える)
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